【20240404】MonoTreeファンヒョン「ONF「BYE MY MONSTER」、K-POPシーンを変えることができる曲」[インタビュー②]

 

Monotree代表プロデューサーファンヒョンがONFのニューアルバム作業記を紹介した。

 

ファンヒョンはSPOTV Newsとのインタビューで「今回のアルバム作業は歴代級」とし「デビューアルバム以後、すべての作業が大変だったが、今回は歴代級に更新した」とONFの新譜に心血を注いだと明らかにした。

 

ファンヒョンは2017年のONFデビュー以後からすべてのアルバムをプロデューシングし“名曲名店”ONFの音楽世界観を作った人物だ。『We Must Love』『WHY』『Moscow Moscow』『Beautiful Beautiful』『Complete』等、ONFのヒット曲だけでなく、ボーイズグループの中でも独歩的な感受性を持つONFのしっかりとした音楽叙事もやはり“ONFの音楽的父親”ファンヒョンの手から誕生した。

 

ONFときってもきれない名前となったファンヒョンは、ONFが8日公開を控えている8枚目ミニアルバム『BEAUTIFUL SHADOW』も陣頭指揮を取った。新譜について彼は「すべてが歴代級」と説明した。

ファンヒョンを除いてはONFを説明できないが、ファンヒョンは一時ONFとの決別を深刻に悩んだりもしたという驚くべき話を持ち出した。彼は「去年メンバー全員が除隊して、10月に『LOVE EFFECT』カムバックしたが、アルバム販売数の数値等は良かったが、私の個人的判断では結果が満足できなかった。そうしながらいろいろと悩んだ」と話し始めた。

 

続けて「昨年(MonoTreeの)M&Aが終わってONFアルバムが発売されてから、私自身が疲れていた。事実、アルバムとM&Aが同時に行われていた。私もとても疲れた状態だったし、結果も個人的には満足できないので、突然私がとても長いことしたなと思った。2017年デビューで私は彼らを2016年から見てきたが、ある瞬間から私が(プロデュース)するのが当然の公式のようになっていた」とし「とにかく「私に問題があるのではないか?」という気がし始めた。私が熱心にしなかったら当然(駄目な)理由になるが、私も彼らも本当に熱心にしたのに結果が残念となれば、私に問題があったのではないか」と当時の深く長かった悩みを思い浮かべた。

 

それと共にWMもやむを得ず私とするのではないかという気がした。曲も当然うまく出てこなかったし、作業もすごく迷った。会社の事と作業のモードチェンジが難しかったし、「WMも私と決別を望んでいるのではないだろうか? 一度は変える時になったんじゃないか!」と思ったとして「代表に「私がしないのはどうだろうか、私に問題があるようだ、私の方向が違うのではないか」と話をしたら代表が「今すぐ会おう」と仰った」と真夜中の会合を説明した。

 

2人は夜遅くに会って各自の立場を聞き、お互いを説得する時間を持った。WMエンターテインメントのイウォンミン代表は「ファンヒョンPDがしないということを考えたことがない」と話し、ファンヒョンは「私でなければもっと良い成果が出るかもしれない」と対抗したが、2人の異見はつまりONFに向けた愛情と信頼、確信によるものだったため「それぞれの場所でもっとうまくやってみよう」という大乗的な結論に至った。

 

一次元の悩みが結論に至ると、作業にも勢いがついた。ファンヒョンは「ある瞬間、曲を書きながらなぜ迷ったのかを考えてみたら「こういうのは歳を重ねたのにあまりにも新人スタイルなのではないか?」と思ったり「こういうトレンディなことをしたら良いんじゃないか?」と思ったら大型企画会社の資本とマーケティングにゲームになるのか、そのような音楽外的なことで大変だった」と話した。

 

そうしながら「代表に会った後に思ったことは2017年にデビューした子たちが現在まで活動することが凄いんだということだった。その時、一緒に出てきた子たちが本当に多く消えた状況だった。それでONFがどのように自ら生き残ったかを研究した。私が書いた曲ではあるが、研究しながらわかったのは、ONFが他のグループがしなかったことをした、ということだ。ずっと他のグループがしなかった隙間を攻略してきた。 今回のアルバムでは、それで私が一番よく書ける音楽、彼らがよく消化できるステージだけを考えた。トレンドだ何だは知らないしそれだけを考えていたようだ」と話した。

 

ONFの新譜「BEAUTIFUL SHADOW」とタイトル曲「BYE MY MONSTER」はファンヒョンの長年の悩みが溶け込んだ集約体と同じだ。FUSE(ONF公式ファンクラブ)だけでなく、音楽ファンがONFに望むことがあれば、まさにこのアルバムと曲がそれに合う正解になるだろう。

 

ファンヒョンは「この曲によってONFがすごく話題になってくれたらと思うし、それが可能であればこの曲の力が現在のK-POPシーンの雰囲気を変えることもできると思う。この音楽は最近出てくる音楽ではないのでより面白いが、だからといってオールドだったり、そうではないというのが面白い」と説明した。

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