【20240404】ファンヒョン「ONFをわかってくれないのが腹が立つ···メンバーたちで音楽の力を感じたい」 [インタビュー③]

ファンヒョンMonoTree代表プロデューサーがONFに対する強い愛情と確信を示した。

 

ファンヒョンはSPOTV Newsとのインタビューで「ONFで音楽の力を感じてみたい」と明らかにした。

 

デビューアルバムから現在までONFのすべての音楽を担当し“ONF音楽の父”と呼ばれるファンヒョンは、彼らと8枚目のミニアルバム『BEAUTIFUL SHADOW』の発表を控えている。

 

8日公開される『BEAUTIFUL SHADOW』はメンバーのダークな変身を盛り込んだコンセプトフォトから一篇のファンタジー映画を見るようなビジュアルを盛り込んだストーリーフィルムなど、クラスが異なるティージングコンテンツで“歴代級名盤”の誕生を予感させる。

 

前作『LOVE EFFECT』で“清涼ONF”の爽やかな魅力を誇った彼らは『BEAUTIFUL SHADOW』とタイトル曲『BYE MY MONSTER』でダーク強烈カリスマの頂点を極める。

 

ファンヒョンは「もう少し感情に対する深い話をしても良いと思った。今はメンバーたちも歳を重ねたので、話せる話があまりにも多くなった。それで『BYE MY MONSTER』という曲を書くことになった。この曲は録音する時もきれいで、格好よくて、、そのようなことを避けた。最近はそうはしないが、この曲だけはもう少し感情に正直に歌って録音した」と仄めかした。

 

続けて「最近は「俺はヒップで格好よくて~」のような方向に行くのなら『BYE MY MONSTER』はそのような話は全くしたくなかった。実は誰もが何かしらの感情で底をつく時があるが、そのような話をしたかった。最近はそんな話をしないようだ。しかし、音楽の効能の中に、自分の考えを代弁する時に感じるカタルシスがあるのではないか。最近はそのような曲がなかったが『BYE MY MONSTER』がそのような曲になってくれるのではないか」と話した。

 

すでに名曲を予告した『BYE MY MONSTER』の最後のパズルの1ピースを完成したのは“歴代級パフォーマンス”だ。

 

ファンヒョンは「この曲のパフォーマンスをするには私が見てもとても難しいと思った。メンバーたちもWMも曲はすごく好きだったが、もしかして「曲は良いのにパフォーマンスが難しそうだけど?」と言うかと思ってムードリファレンス動画を作った。これは、万が一のWMを説得するためのものだった。「このような振り付け形態でできるのではないか」という意図でこの映像を作る作業だけを丸3日間行った」と作業過程を思い出した。

 

続けて「私もここまでしたが、パフォーマンスに対する不安感があった。しかし振り付けが出来てそういう不安が消えた。今回、本当に歴代級に振り付けがよくできた。振り付けを見るやいなやパフォーマンスに対する憂慮が全て解消された。振り付けの試案が出来た後、スタッフたちが非常に雰囲気が良かった」と話した。

 

それと共にファンヒョンは「もちろん誰も今回の曲の結果は断言できない」としながらも「ONFとして必ず言いたい話の中にまさにこのような曲があった。内面に関する深い話だ。代表が私を説得したが、私がもし最後までできないと言ったら、このような話は出来ずに終わってとても辛かっただろう」と話した。

 

感情がまっさかさまに落ちるどころか、内面の底まで突き抜けていく話の話者が、なぜONFでなければならなかったのか。これに対する答えをファンヒョンは「ONFだから」と答えた。 6人のメンバー全員がボーカルでありダンサーである珍しい組み合わせなので可能だったという説明だ。

 

彼は「私と呼吸をたくさん合わせてみて、私が望むことが何なのかメンバーたちが皆知っている。メンバーたちの話を聞きながら『BYE MY MONSTER』も何度も修正を経た。方向が違うのは次のアルバムでまた解いてみようという考えもある」と話した。

 

ONFに対する信頼で可能だった作業は他にもある。大部分のアイドルグループが“パート分けで歌う”ことでライブに対する困難を分かち合うが、ONFは『BYE MY MONSTER』で1番のVerse、サビをメンバー1人1人に丸ごと与えた。メンバーの実力に対する確信がなかったら不可能だったことだ。

 

ファンヒョンは「最近のアイドルの中にはこのようなケースが多くない。マーケティング的な考えもあった。Verseやサビの長さがショートにするにはいいと思ったからだ 私もリールやそういうのを見て「このメンバー気になる」と思って探してみれば順番が変わり、また変わって。そういうケースがあってあの子たちを丸ごと見せたかった。また、この子たちはこんな風に長く歌える子たちなので、ボーカルの力量を見せたかった。Verseやサビ全体を1人が全部歌うというのは、最近の世の中では話にならない。しかし、ONFはできる」と強調した。

 

ONFの成功的なカムバックだけを切実に望んでいるという彼は「人々がONFを、彼らの実力をたくさん知ってほしい。時々腹が立つ。ONFをわかってくれないのが腹が立つ」として「結局、音楽の力はONFで感じてみたい。 ONFも同じだろうが」と話した。

 

それと共に「ONFが結局はやり遂げたということを見せたい。音楽や映画などは、振るわなくともよく戦ったということが成り立つが、ONFは、メンバーたちの現在、人生だから、よく戦ったことはなく、ただ負けたことだけがある。だからこれ以上の精神勝利はいけない。あの子たちが好きだということは、メンバーたちの青春と共に自分の青春も共にしたのではないか。彼らの青春が全部綺麗であってくれたら」と希望した。

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