【20240422】“1位” ONF、初心を守る腰が低い “除隊アイドル” [インタビュー①]

音楽番組1位になったONFの涙
“除隊後、メンバーたちへの愛が深まった”
“軍部隊のイベント映像“でファンになった”本当に感謝”

デビュー7年目のグループONFが軍白期をきれいに洗い流し、熱い人気を博している。大衆に広く名前を知らせるまで少し時間はかかったが、それだけ切実で誰よりも努力してきた人たちだ。ファンの大切さをいつも忘れないONFは、実力と品性を同時に兼ね備えたグループでもある。


ONFの8枚目ミニアルバムのタイトル曲『Bye My Monster』は発売後、国内主要音源サイトであるBugsリアルタイムチャート1位を記録した。加えて日本のiTunes K-POPアルバムチャート1位、フィリピンのiTunesアルバムチャート1位になった。この他にも国内外の様々なチャートで上位圏にランクインし、グローバルな人気を博している。


17日に放送されたSBS M音楽番組THE SHOWでは1位であるTHE SHOW CHOICEを獲得した。メンバーたちは1位の発表に涙を流しながら感激を表した。リーダーのスンジュン「この賞を貰うために沢山の方たちの努力があったと思います。FUSEたち(公式ファンクラブ名)が一番努力したと思います。もしかしたらONFよりもONFの1位を切実に望んでいたのかもしれません。本当に感謝しています」と真心を伝えた。


また、ワイアット「今はここにはいないけれど、空から見てくれてるお母さん、1位になったよ」とし「今になってプレゼントすることになってごめんね」と感想を明らかにし、胸を熱くさせた。

 


最近SBSモーニングワイド ユ・スギョン記者の芸能ニュースを通じてONFに会った。6人のメンバーは、率直で健康的な魅力を披露し、隠しておいた話術を披露した。

 

まずカムバック後、忙しいスケジュールを消化していることについて言及すると、ヒョジン「活動をするのにとても忙しく最近は睡眠不足になる状況もとても多いです。でもファンの皆さんに会うことで、僕たちが大変さを少しの間忘れてステージをうまく終えられるようです」と笑った。

 

活動しながら面白いことはなかったかという問いにスンジュン「活動しながら僕たちは練習が一番面白いと思います。実は活動を始める前にコンサートがありました。コンサートやカムバックの準備しながら本当にたくさん曲を整理しなければならない状況になって、1日に6時間ずつダンスをしながら準備したのが一番面白かったと思います」と答えた。

 

また、彼は「最近、周りで“曲が良い”という話もたくさんしてもらって、FUSEたちもすごく周りに広めてくれています。今まで僕たちがやってきた音楽、そして今回の『Bye My Monster』、こんな風に着実に磨き上げてきたことがたくさんの人たちに認められた感じで、とても気持ちよく活動中です」と話した。

 

“根本的K-POP”とも呼ばれる『Bye My Monster』に対してワイアット「とても絶賛していただいているようです。『Bye My Monster』を初めて聞いた時、僕たちが追求する音楽でONFのカラーとよく合うと思いました。幸いにも曲がよく出来たので、僕たち一人一人のカラーも出てグループの方向性や今のトレンドにも近くついていける曲だったと思います」と満足感を表わした。

 

ヒョジンは“ハイライトの高音が大変ではなかったか”という質問に「高音部分が大変ではありました。録音するのにもすごく苦労しました。ミンギュンがガイドをしたんですが、元々トーンが高いので“これについていくには本当にすごく努力が必要だな”と練習を本当にたくさんしました」と回想した。


ONFは新曲のパフォーマンスにもとても気を遣った。メンバーのユー「アルバムを準備する際、コンサートの準備も同時に進行していて大変な日もありましたが、それでもファンの方たちを思いながら準備をしました。1日に6時間以上ダンスの練習と歌の練習を続けながら準備しました」として「すごく曲が良いなと思ったんですが、振り付けについての心配も多かったです。幸い歴代最高に良い振り付けが出来てかっこいいパフォーマンスを完成することができました」と説明した。


スンジュン「見てすぐに“これだ”と言いました。僕たちがサバイバルもしたし、振り付けを見ながら起承転結についてもすごくたくさん見るんですが、この振り付けはとても完璧なたたき台が出てきて“このままだったら本当にかっこいいステージをお見せできるな”と思いました」と伝えた。


また、ユー「パフォーマンスを準備しながら“この部分はすごく重要だ”というポイントがあるんですが、活動しながら音楽番組のカメラ監督さんがそれを全て捕らえてくれました。僕たちもモニターをしながら感嘆しました。準備しただけに、それ以上のものを撮ってくださってとても気に入っています」とカメラ監督に対する感謝の気持ちも表した。


これに先立ちONFのメンバーたちは、ミュージックビデオの撮影時、寒すぎて軍時代の極寒期の訓練の時のようだった、と話したことがある。これに対してヒョジン「極寒期の訓練の時よりもっと寒かった気がします。ミュージックビデオの撮影当日、順番が最初だったので朝6時頃に撮影をしました。朝晩がとても寒い時だったので、その状態で水を浴びなければならなかったんです。雨に濡れるシーンだったので水を浴びたんですが、濡れた状態で冷たい空気に触れたので顔と体に力がすごく入って震えました。その状態でカメラの前では寒くないふりをしなければならないのが大変でしたが、映像がうまく撮れたようで満足しています」として明るく笑った。


軍に同伴入隊して話題になったONFに“どうしてこのような決定をすることになったのか”と尋ねると、イーション「まずメンバーの意見が合いましたし、同伴入隊して除隊すれば(チーム全体の)軍白期が減るのが一番良かった点だと思います。一緒に行った時、お互いにたくさん頼りました。良い選択だったと思います」と答えた。


ミンギュン「僕たちが皆一緒に軍部隊でイベントをしました。動画もたくさん上がってきましたが、たくさんの方たちがファンになってくれて、除隊してからも動画をたくさん探してくれました。本当にありがたいです。時間があれば今回のアルバムもたくさん愛していただきたいですし、聴いてくれたら嬉しいです」と明らかにした。


他のグループも“除隊ドル”のONFをうらやましがっている状況。イーション「軍隊に行って自己啓発をすれば時間がまた早く過ぎると思います。活動しながら睡眠も不規則で運動もできなかったりしますが、軍隊に行けば規則的な時間が与えられるので、また新しい経験ができると思うし僕は良いなと思いました」と所信を伝えた。

 

スンジュン「他のグループから“ONFすごくかっこいい”という話を聞きました。もちろんどこもメンバー同士仲が良いと話すことはできますが、いくら親しいとはいえ、こうやって皆で一緒に行くことを自らお見せすることができたんじゃないかなと思います。だから僕はそのような話を聞いてすごくありがたいし胸がいっぱいになりました」と打ち明けた。


ワイアット「軍入隊してお互いに会いたいと思う気持ちが大きかったです。元々よく一緒にいたら連絡をあまりしなくなるじゃないですか。ですが、軍隊に行ってから連絡をたくさんするようになりました。僕たちが入隊した年に4回カムバックをして、少し休息時間が必要だったようです。軍隊に行くことで考えも整理して、これから僕たちがカムバックをする時に、どれだけまたお見せすることができるかに対する心構え、そのようなことを少し整理できる部分があったようです」と話した。


スンジュンもやはり「離れていたのでメンバーに対する愛が少し深まるような感じがしました。あまりにも離れているから“みんな、会いたいよ”という言葉もたくさん言いました。元々はちょっと照れくさくてあまり言わなかったんですが、除隊してすぐに(お互いに対する気持ちを)本当にたくさん話しました」と笑った。

 

www.hankookilbo.com