【20230928】“全員予備役” ONF「韓服を着ると民間人になったと実感します」[韓服インタビュー]

[スポーツソウル|チョンハウン記者]

ONFが1年6ヶ月の“軍白期”を終え完全体で第2幕を開ける準備を終えた。

 

民族最大の祝日である秋夕を迎え、ONF(HYOJIN、E-TION、J-US、WYATT、MK、U)のメンバーたちが韓服を着てスポーツソウルの読者たちに挨拶をした。カムバックを控え休む暇もなく忙しい日々を送っている彼らに最近、ソウル城東区聖水洞のあるスタジオで会った。韓服を着たメンバーたちは「久しぶりに韓服を着たので民間人になったことを実感します」と冗談を言った。

 

2017年デビューし「Complete」「We Must Love」「Sukhumvit Swimming」「Beautiful Beautiful」「POPPING」等のヒット曲で人気を集めたONFは、上り調子にあった2021年11月、ファンカフェを通じて、日本人メンバーUを除く韓国人メンバー5人が同伴入隊を決めたと明らかにし、注目を浴びた。 12月のヒョジンを皮切りに、E-TION、J-US、WYATT、MKが次々と入隊した。

※記事ママ。実際の順番は12月20日のMK、12月27日のJ-US、WYATT、12月28日のHYOJIN、E-TION

 

日本国籍を持つUは、さまざまな放送プログラムとラジオDJなどこまめに活動し、入隊したメンバーの空席を埋めた。今年6月にすべての韓国人メンバーが陸軍現役服務を終えて除隊した。

  

ONFは階段式の成長を続けてきた。「We Must Love」がYouTubeなどで遅れて話題になり、音源チャート逆走行をしたことを皮切りに「Sukhumvit Swimming」でデビュー3年ぶりに初めて音源チャート1位を獲得、2021年2月初フルアルバムタイトル曲「Beautiful Beautiful」でデビュー5年目にして音楽放送1位を獲得し、キャリアハイを記録した。アルバムを出すたびに初動記録を塗り替えた彼らは、チーム最大の全盛期を迎えたデビュー5年目に同伴入隊を決め、さらに注目を集めた。

 

当時、ONFの入隊宣言は、さまざまな面で残念な気持ちを残した。しかし、メンバーたちはグループ活動の空白期を最小限に抑えたいという願いをもとに、このような決断を下したという。HYOJIN「僕たちは団体での活動を優先してきたので同伴入隊1年前から「日時を合わせて皆で行ってきて活動しよう」と事務所と共に議論をしてきました」と話した。日本人メンバーのUもまた「僕の立場でもこうやってみんなで行ってきてくれて感謝しています。1人が戻ってきてまた1人が行ったりすればステージもずっと修正しなければならないし、グループのカラーも変わる部分があったと思いますが、同伴入隊をしたのでありがたかったです」と付け加えた。

 

もちろん、グループの空白期で成長の勢いが止まるのではないかと恐怖と不安があったのも事実だ。WYATT「恐れがなかったと言ったら嘘になります。軍服務中に同期や後輩歌手たちのステージを見る度、なぜか心が寂しかったりもしました。僕たちもうまくできるのに、ここで止まるのではないかと心配もしました」としながらも「それでも皆一緒に帰ってきて早く完全体で活動ができるという考えで心配を減らしました」と率直に打ち明けた。

 

MK「入隊2時間前に頭を剃ってご飯を食べた時を思い出します。韓牛を食べましたが、ご飯が鼻から入っているのか口から入っているのか分からなかったんです」と笑い、J-US「先週まではステージの上にいたのに、突然の変化に夢なのか、ドッキリなのかと思いました」と入隊の瞬間を思い出したりもした。

 

デビュー後、入隊直前まで忙しいスケジュールを消化したONFは、軍隊で1人だけの時間を持ち、仕事に対する確信が大きくなったと口をそろえた。J-US「もっと仕事に対して確固たるものになりました。過ぎ去った大変な時期が本当にありがたかったです。仕事をする時間が楽しくて幸せだったんだなと感じたし、これからONFがすることを楽しくしようという気持ちと感謝の気持ちを持とうと噛みしめてきました」と話した。WYATT「(軍での)寝ずの番の代わりに徹夜で作曲しました」として情熱を燃やした。

 

軍白期を終えて再びひとつになったONFは、新しいスタートラインの前に立った。ONFは10月4日、7枚目ミニアルバム「LOVE EFFECT」を発売する。1年10ヵ月ぶりに披露する新譜であり、ONFが軍白期を終えて初めて発売する完全体新譜でもある。彼らはカムバックに先立ち、7月に単独ファンミーティング“BE HERE NOW”を開催し、グループの第2幕を開いた。該当ファンミーティングはオフライン2回目の全席が売り切れ、変わらない人気を立証した。

 

HYOJIN「活動空白期の間、ファンが離れていくのではないかとたくさん心配しました。売り切れという事実を聞いて信じられませんでした」と回想し、U「ヒョンたちをファンの皆さんがたくさん待ってたと思いますが、僕も待っていました。1人でスケジュールを消化してきて、久しぶりにヒョンたちとステージをしたら本当にわくわくしました」として「僕たちがコロナの時期に活動したので応援する声、歓声を聞くのが3~4年ぶりでした。本当に幸せでした」と振り返った。

 

新作「LOVE EFFECT」は久しぶりに戻ってきた分、新しい変化よりONFの色をより濃くすることに焦点を合わせた。 J-US「長かった空白期があったので「ONFが帰ってきた」ということをお知らせして、もっと沢山の人達の心に近づくためにONFといえばもっともたくさん思い浮かべてくださる、明るくて清涼な歌で帰ってきました」として「明るいエネルギーとポジティブなエネルギー。人々に希望を与える話をして明るく軽快な感じが僕たちの色だと思います」と話した。

 

「LOVE EFFECT」に対してE-TION「長い間離れていたメンバーに対する恋しさ、ファンの皆さんの応援と支持に対する感謝、ステージに対する熱望などを愛で表現したアルバムです。ONFの色がぎっしり詰まっています」と説明した。

 

タイトル曲「LOVE EFFECT」は愛を感じる瞬間の告白をONFの感性で歌った曲で、色々な感情のトンネルを通ってきたメンバーたちが再び向き合った愛を語る曲だ。U「タイトル曲に“長かった夜はさよなら、僕が明かりをつけるよ”というファンに向けた愛が込められた歌詞があります。僕たちの空白期を終えて、これから明かりをつけて、幸せにしてあげるという意味が込められています」と話した。 WYATT「ONFの色である清涼感は維持しながらトレンディさも盛り込もうとしました。パフォーマンスと一緒に見るともっと面白いですよ」とほのめかした。

 

「LOVE EFFECT」アルバム発売を控えてONFはカムバック準備と練習、運動など自己管理の真っ最中だ。メンバー別に差はあるが、軍服務で増量した体重のため、少なくとも6kg、多くは14kgまで運動と食事管理を通して減量したという。カムバックを控えて家族と一緒に秋夕を過ごし、リフレッシュの時間を持つ予定だ。

 

U「カムバックアルバム発売前の週なのでカムバック準備を熱心にしなければならないのは事実ではありますが、新しいアルバムが発売された時にうまく活動できるように2~3日は休みながらリフレッシュする時間を持ってコンディション管理をしようと思います」と話した。

ONFが満月に叶えたい願いは何だろうか。WYATT「全世界のすべての人達がONFの歌を聞いて幸せになってくれたらうれしいです」と話し、E-TIONは「“階段ドル”という修飾語らしくハンドボール競技場単独コンサートを皮切りにアメリスーパーボウル公演まで成長していきたいです」という願いを明らかにした。

 

得たい修飾語として“名曲名店” “やっぱりONF” “兵役を終えたドル”等を挙げたメンバーたちは「コロナ禍で計画していた海外ツアーを取り消すことになって残念な点が多かったんですが、僕たちも久しぶりに戻ってきたので熱心に活動して海外ファンにたくさん会いに行きたいです」という願いも付け加えた。

 

最後に、長い間待っていたFUSE(公式ファン名)に秋夕の挨拶も忘れなかった。MK「去年の秋夕に一緒にできなかった残念さを全て忘れるように良いアルバムを持って戻ってくるから、たくさん聞いてください」と、HYOJIN「長い間待たせてごめんなさい。これからは待たせることなく、頻繁に出るから、たくさん期待してほしいし応援してください」と伝えた。E-TION「今回の秋夕には僕たちがいるからさらに豊かになります。実家に行ったら私たちのお兄さんが除隊したと広めてほしい」と笑った。

 

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BEAUTY+ 2023年10月号 質疑応答訳

1.最近購入したもの

HYOJIN - タンブラー
E-TION - 秋服(シャツ、ウィンドブレーカー等)
J-US - 札幌で買った靴
WYATT - パンツ、Tシャツ、靴
MK - ラグ
U - 宿舎の自分の部屋のラグ、椅子

2.最近行った場所

HYOJIN - 札幌
E-TION - ウイスキーを飲みながら本を読んだ所
J-US - 忠清北道曽坪郡(チュンピョン)
WYATT - ドン・キホーテ
MK - ダイソー
U - 札幌

3.最近はまっていること

HYOJIN - 健康管理
E-TION - ビーニー(帽子)
J-US - ぴゅず
WYATT - マリオカート(ゲーム)
MK - 家を飾ること
U - マリオカートゼルダの伝説Nintendo Switch

4.インスピレーションを与えるもの

HYOJIN - ファンたちとのコミュニケーション
E-TION - ぴゅず 、本、写真
J-US - WEBTOON
WYATT - 作業室、一緒に作業する方
MK - ぴゅず
U - POP SONG

5.自分を表現する単語

HYOJIN - 亀
E-TION - 歩く人
J-US - わんこ
WYATT - 進歩
MK - レモン
U - にゃんこ

6.ファンが呼んでくれるあだ名の中で一番気に入ったもの

HYOJIN - ヒョジャ(親孝行)
E-TION - サンジャ(サメの王子様)
J-US - スマイリーボーイ
WYATT - 優しい男
MK - エムドゥンイ
U - ムササビ

7.自分にとって今重要なこと

HYOJIN - ぴゅず
E-TION - 方向(方角、向き)
J-US - 情熱
WYATT - 止まらないこと
MK - おねのぷのメンバーたち
U - おねのぷの活動

8.待ってくれたファンに伝えたいこと

HYOJIN - 僕たちこれからは離れず、毎日幸せになりましょう
E-TION - ありがとうございます。素敵な姿だけお見せします
J-US - ぴゅず!待ってくれてありがとう。長かった空白の分だけ、これからは間を空けることなく生きてみるね
WYATT - 表現するのが難しいけれど、皆さんは僕にとって恩人です。もっと頑張ります。
MK - 幸せな思い出、いっぱいいっぱい作っていこう。あいしてる
U - これからももっと沢山会いますので、期待してください!

【20230927】ONFのREPLAY(BEAUTY+インタビュー)

同伴入隊後最短時間の“軍白期”を終えて帰ってきたONF。彼らが書き直す話

BYエディター:ファンボソン

U-カーディガン JUUN.J、パンツ MILLIONCOR.
WYATT-Tシャツ IOLO、カーディガン SECONDMONO、パンツ スタイリスト私物.
J-US-ニット COS、パンツ OTHERFITS.

“同伴入隊”が話題でしたが、時が経ち、こうしてまた集まりました。感慨深いと思いますが、振り返ってみるとどんな時間でしたか?

J-US 入隊した瞬間から今まで夢のように過ぎ去ったようです。除隊してから2ヶ月くらい経ちましたが、入隊する1週間前までできるだけスケジュールをたくさんしながらファンの方達に会おうとしました。除隊してからも同じ気持ちが続きました。早くファンの方達に会いたかったです。「僕は元々ステージに立つ人間だったのに」という考えをよくしました。

HYOJIN もちろん簡単ではない決定でしたが、一緒に入隊することにした時、それでも幸いだと思いました。「僕たちは同じ気持ちなんだ、やっぱりチームワークがよく合うんだ」と感じたし。皆がまず(第一に)グループだという考えのもとに下した決定でしたから。かなり長い間ファンの方達に会えなくて悲しかったし、ファンの方達とメンバーたちの大切さをもう一度気づかされました。入隊する前は本当に忙しかったんですが、それさえ幸せな瞬間だったと感じました。

 

Uはメンバーたちの除隊を待ちました。メンバーたちが戻って来る前にしたかったこと、メンバーたちが戻ってきたら一緒にしたかったことはありますか?

U まず、僕のダンスをたくさんお見せしたくてダンスサバイバル番組に出ました。1人で話すのも好きで、DJやMCにも挑戦しましたが、自分なりに成長できる時間だと思いました。そしてヒョンたちが戻ってきたら、ただただステージに一緒に立ちたかったです。いろんなところで僕たちの曲をカバーしてくださったものもたくさん見ましたが、ありがたくもあり、光栄でもありつつ、一方では僕もヒョンたちと早くステージをまたしたいという思いが一番大きかったと思います。

 

HYOJIN-カーディガン ARKET、パンツ MR PORTER.
MK-カーディガン HEUTE、パンツ スタイリスト私物.
E-TION ニット analog mood、パンツ  COSTUME O'CLOCK.

 

もうすぐカムバックを控えています。久しぶりに行った公演に続き、アルバムジャケットとミュージックビデオの撮影をしたそうですね。

WYATT すごく緊張しました。慣れない状態で短い時間で良い写真と映像を撮影しなければならなかったんです。それでも周りの方達とメンバーがお互いに助け合いながら無事に終えることができました。

U 僕は横でヒョンたちがカメラをぎこちなく思う姿を面白く見ました(笑) 

WYATT それともうひとつエピソードがあるとしたら、振り付けの練習を一生懸命して撮りに行ったんですが、もう少し早く呼吸を合わせるために現場に練習室を別に設けたんです。ところで、そこにエアコンがありませんでした(笑) 

HYOJIN よりによってその地域(北海道)がここ100年で気温が一番高かったそうです。 

J-US でもONFはそんなこと気にしませんでした。前だけ見て頑張りました(笑) 

WYATT 大変でも耐えました。それが重要です(笑)

U 普通ミュージックビデオは2~3日で撮りますが、今回は4日間撮影しました。夜明けに起きて色んな場所を回りながら撮影したんですが、本当にきれいに撮れました。期待してください!

 

久しぶりにアルバムを出しますが、どんな気分ですか?アルバムについてヒントをあげるとしたら?

HYOJIN 新型コロナウイルスでファンの方達の前でステージを直接お見せしたのが、軍隊に行く直前以外はほとんどなかったと思います。音楽番組で本当に久しぶりに僕たちの姿をお見せするので、正直緊張します。アルバムを出すたびに感じるこの感じは慣れない気がします。 

WYATT アルバムについてのヒントは風?あまりにもストレートですね?(笑)すっきりさっぱりした雲のような歌です。雲はどう見るかによって様々な形で解釈できますよね。明るくふわふわした青春の歌です。

J-US “ONF”らしい雰囲気を感じることができると思います。

 

もっと詳しいインタビューとグラビアは「BEAUTY+ 10月号」でご確認ください!

フォトグラファー リュギョンユン
メイク カンソクギュン、ソアルム
ヘア クォンドヨン、オジヘ
スタイリスト ムンスンヒ

m.thesingle.co.kr

【20230824】番組PDのブログ訳

ONFヒョジンさん、収録現場でお会いして

写真お願いした

本当にBeautiful BeautifulからPOPPING

今までも聞いてるけどㅜㅡㅠ

(一緒に)写真を撮ってくれてありがとうと言ったら

撮ってほしいと言ってくれて

もっとありがとうございますってㅠㅠ

天使...................



【20211102】カフェ

ヒョジンです


こんにちは、ぴゅずの皆さん、おねのぷのオンチームリーダーヒョジンです。

この言葉を話す日が遠くないと常に思いながら活動していて、毎日時間が少しだけゆっくり過ぎていってくれたらと思ったけれど、時間がこんなにも早く過ぎて、いつの間にかぴゅずたちにこの話をする日が来るようになりましたね。

今、文を書いているこの瞬間も残念な気持ちがとても大きいです。

僕たちおねのぷはユーを除いた残りのメンバーが、皆一緒に国防の義務を果たすために今年末に軍入隊を決定することになりました。

おねのぷの完全体の姿で一日でも早くぴゅずたちに会いたいという気持ちからメンバーたちと長い間悩み、話し合った末にこのように決定しましたが、僕たちのこの気持ちがぴゅずたちにも伝わればいいなと思います。

今年は本当に一生懸命に、僕たちの様々な姿をお見せすることが出来て本当に嬉しく、良かったなと思います。でも一方ではぴゅずたちと約1年半という時間を一緒にいられないということがとても悔しくて残念な気持ちが大きいです。

この時間が長いと言えば長く、短いといえば 短い時間かもしれませんが、この時間にもっと成熟して、ぴゅず達の力になれるもっと頼りがいのある人になって、皆さんの前にまた立ちます。

急なこの手紙にぴゅずたちが悲しんで涙を流すんじゃないかと心配になります。

僕たちがしばらく空白期を持つ間、ぴゅずたちも健康に過ごしながら、おねのぷとぴゅず、皆がもっと良い姿で会おうと僕たち約束しましょう!時が過ぎ、僕たちがまた会う日には、お互いに顔を合わせながら、今まで過ごしてきた時間よりももっと幸せな時間を過ごせると良いし、良い思い出をたくさん作れたら良いなと思います。

こういう考えをしてみると今からワクワクしたりもするし時間が早く流れたらという願いもあります。

だから僕たちの心配あまりしないでくれたら嬉しいです!

ぴゅずたち、僕らおねのぷ、元気に行ってきます。

その間ぴゅずたちのことを一瞬たりともを忘れず毎日ぴゅずのことを想いながら一日一日を過ごしますね。

ぴゅずたちも僕たちを想いながら、より良い未来のために、その時間を有意義に過ごしてほしいです。そうしてくれるよね?

ぴゅずたちがいて僕たちおねのぷ達が完成することができました。これからもぴゅずたちが僕らおねのぷをもう一度さらによりかっこよく完成させてください!

そして僕らのマンネユー、僕らが席を外している間ぴゅずたちよろしくお願いしますね!ぴゅずたちだけを信じてます!

ぴゅずたち、本当にとても愛しています。

残りの時間僕たちもっと楽しい時間を沢山作ってみましょう!

ヒョジンより

 

【20211004】@star1インタビュー

ONF「階段ドル?諦めなかったから得られた貴重な修飾語」

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“階段石”の定石だ。自分たちだけのスピードで成長し、少しずつ底力を見せているONF。デビュー当初から“パンっと弾けた”グループではなかった。6人の少年たちは低いところから一つ一つ階段を登ってきた。メンバー全員がメインボーカルにメインダンサーと呼ばれるほどの完成度の高い実力を武器に、早くはないが確実に築いてきた呼吸はチームのカラーであり跳躍の足場になった。『We Must Love』『Sukhumvit Swimming』等を通じ “名曲名店” として口コミで広がり存在感を広げ、Mnet「ロードトゥ-キングダム」に出演し準優勝を手にしてからはポテンシャルそのままに大ヒットした。『Beautiful Beautiful』『ugly dance』『POPPING』等、今年発売されたアルバムが3連続音源チャートで首位を獲得した。海外の反応もまた加速ペダルを踏んでいる。アメリカフォーブス誌による集中的に注目を浴びると、いくつかの曲はビルボードチャート入りという快挙を見せた。一瞬の思いがけない幸運を望むよりも良質の音楽とステージで勝負して成長してきたからこそ可能な快挙だ。これまで見せた姿より、これからお見せする姿がもっと多いというONF。今日よりもっと良い明日のために新たな道を開拓し、すくすくと成長している彼らの未来は、この上なく明るく見える。

 

Q: アットスタイルとの初めての出会いです。今日の撮影はいかがでしたか? 

▶ヒョジン:シックでかっこいいコンセプトを是非一度やってみたかったんですよ。撮りたかったムードを撮影できて楽しかったです。
▶ユー:これまで他の芸能人の方が@star1のグラビアを撮ったのを沢山見ましたが、僕たちも撮ることができる機会ができて光栄でした。
▶イーション:サマーソングの活動が終わってすぐに秋のムードのグラビアを撮ったので一味違いました。

 

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Q: 『Beautiful Beautiful』から『Ugly Dance』『POPPING』まで、今年だけですでに3連続音源チャート1位を記録しました。訳もなく“名曲名店”と呼ばれるのではないですね。

▶MK:この間までは音源チャートの1位が僕たちの目標でした。その栄光を今年3回も得られたなんて!本当に嬉しくて胸がいっぱいでした。そして3月には初の音楽番組1位にもなりました。ONFが夢見ていた目標を少しずつ達成できて本当に幸せです。
▶ジェイアス:ONFの歌を愛してくださる全ての方たちに感謝しているとお伝えしたいです。このすべての功績をONFが成長できるように力を尽くしてくれたFUSE(ファンクラブ名)たちに捧げたいです。いつも感謝していますし愛しています。


Q: この7ヶ月間、3枚のアルバムを発売しました。タイトなカムバック日程が大変に感じたことはありませんでしたか?

▶ヒョジン:短期間に色々なアルバムを出すのは簡単ではないんです。正直、準備している間は「こんなにギリギリの日程で大丈夫なのかな?」という疑問も持ちましたが、努力してできないことはなかったです(笑)。切実な時期があったからか、忙しいスケジュールを消化していること自体が本当にありがたいです。体力的には大変な時もありましたが、精神的には楽しいです。努力するONFの姿を見守ってください。
▶ジェイアス:カムバックの日程がギリギリで体はつらかったですが、活動するたびに本当に幸せでした。『Beautiful Beautiful』もそうだし『POPPING』もそうなんですが、歌詞が希望的で楽しいんです。曲が明るく肯定的だったからか、大変だというよりは楽しさの方が大きかったと思います。

 

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Q: 休まず活動を続けながらも疲れないエネルギーの原動力は何ですか?

▶MK:FUSEたちの愛のおかげだと思います。全ての瞬間ごとに、誰よりも一生懸命応援してくれるんですよ。ファンの方たちのことを考えると自然と力が出ます。もっと頑張って恩返ししたいです。
▶ユー:ONFの歌を聞きながら力を得ています。僕が歌いましたが、何度も聴いても飽きないんですよ(笑)。


Q: MRを取り除いたONFのステージ動画が、K-POPファンの間で話題です。“メンバー全員がメインボーカルでメインダンサーであるチーム”と呼ばれる理由がわかりました。

▶ジェイアス:ライブに欲を出す方です。グループの実力をしっかりと見せられるのがライブステージじゃないですか。通りすがりに何気なく僕たちのステージを見ても「ONF歌がすごく良いんだね!」と感じられるようになりたくて、もっと頑張るようになりました。

▶ワイアット:ONFの曲たちは音源で聞いても良いけれど、ライブで見ればもっと良いです。ライブをする時はもっと楽しくエネルギー溢れるよう歌うんですよ。アドリブも少しずつ違って出来るからONFだけの魅力をもっとよくお見せすることができるようです。
▶ヒョジン:実は僕もONFのMR除去動画を探してみたんですよ(笑)。褒められれば褒められるほどもっとうまくやりたい欲が生まれました。
▶イーション:最近は主に非対面の公演をしてるじゃないですか。臨場感が恋しいファンの方たちのために、もっとエネルギーを注ぎ込むようにしています。動画だけを見ても近くで一緒にステージを楽しむような気分を感じることできるように。

 

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Q:ONFと言ったら“名曲製造機”として知られているじゃないですか。メンバーたちの一押しの曲は何か知りたいです。

▶MK:『Trip Advisor』を挙げたいです。外に出るのが大変な最近のような状況に癒し(慰め)を与えられる音源なんですよ。間接旅行をするような感じをもらえる曲なので、沢山の方たちがこの曲を聞いて力を貰ってくださったら嬉しいです。
▶ジェイアス:『Beautiful Beautiful』が最近労働曲(作業用BGM)に挙げられているんですよ。あまりにもエネルギーに溢れて楽しい曲だかららしいです。初めての音楽番組1位の栄光を与えてくれた曲でもあり、より愛情がわきます。

▶イーション:僕の一押し曲もジェイアスと同じです。“私のすべての人生は芸術であり、自由な私は誰よりも美しい”というメッセージを盛り込んだ曲なんです。最近のような困難な状況の中で、力を与えてくれる曲だと思います。
▶ワイアット:『ugly dance』も本当に名曲です。最近の言葉で“心で踊る”を誘発する曲だと思います。つらかったり憂鬱な時にこの極を聞くと気分がよくなります。
▶ヒョジン:すべてのアルバムが好きですが、『GO LIVE』で活動した時の良い思い出が多かったです。その中でも特に『Why』という曲が愛着を感じます。曲が本当にいいんです。まだ聴いていない方に強くおすすめします。
▶ユー:『Moscow Moscow』も欠かせません。モスクワに間接旅行に行ったような感じを与える曲なんです。ある方は“旅行記憶操作曲”とも言ってくれました(笑)。

 

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Q: ONFが“名曲富豪”で有名になったことについては、ファンヒョンプロデューサーの功績が欠かせません。ファンの方たちの間では'ファンボジ'と呼ばれていますが、メンバーたちにとってはどんな存在でしょうか?

▶ワイアット:ONFにとって柱のような存在と言えるでしょう。僕たちを今の立ち位置まで来られるように導いてくださった方でもあります。デビュー当時から一緒にしてきたし、これからもいなくてはならない大切な方です。

▶ユー:ONFが名曲名店と噂になったのは、ファンヒョンプロデューサーさんのおかげです。ファンヒョンさんが作ってくれた曲たちは、歌っても歌っても飽きません。そんな立派な名曲を毎回作ってくださって感謝しているとお伝えしたいです。

 

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Q: “階段ドル”の定石、ONFはいわゆる最初から“パンっと弾けた”グループではありませんでした。日の目を見ることができなかった時、メンバーたちはどのように気持ちを引き締めたんでしょうか?

▶ワイアット:考え事も多く、悩みも多かった時期でした。それでも怯まず挑戦できた一番大きな理由はFUSEたちのおかげです。ファンの皆さんの愛に支えられて少しずつ成長できたんですよ。また認知度を高めることも重要ですが、良い音楽を作ることにもっと重点を置いて走り続けてきたようです。それだからこそ「ロードトゥーキングダム」に出演する機会も得られたし、今“階段ドル”という修飾語も得ることができたんだと思います。
▶ジェイアス:僕たちが“階段ドル”という貴重な修飾語を得られた一番大きな理由は、諦めなかったからだと思います。つらい時はお互いに慰めになってくれたメンバーたちのおかげで、ここまで来れたんです。

 

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Q: チームにリーダーが2人もいます。ヒョジンとジェイアス、2人のリーダーのスタイルはどう違うんでしょうか?

▶ワイアット:2人はスタイルが違うんですよ。まずヒョジン兄さんは優しくて温かいリーダーです。話をよく聞いてくれて慰めになる助言もたくさんしてくれます。ジェイアス兄さんはツンデレスタイルです。言い方は冷静な方ですが、行動は情が溢れています。何かをお願いすると言葉ではしてくれなさそうにするけど、結局は全部してくれます。“オダチュオッタ*”スタイルと言いますか(笑)。
(*直訳では「来る途中で拾った」本当はきちんと買ったものを途中で拾ってきたものだと言っちゃうツンデレなこと)
▶イーション(?*)リーダーが2人だから良いと思います。初期の頃は僕たちだけで争う時も多かったんですが、その度にリーダーたちが来て1人ずつつかまえて言い聞かせたりしたものです。兄さんたちに打ち明けて助言を貰うと意見がひとつに偏らずに折り合いがつくんですよ。お互いに誤解が生まれてもリーダーたちが意見を多様に集めてくれて、早々に解決したと思います。
(*原文ママですがおそらくユト?)
▶イーション:チームに柱が2人もいるんじゃないですか。チームに心強い支えが2人もいて誇らしいです。
▶MK:ファンヒョンプロデューサーさんまで合わせると、柱が3つもある“柱富豪”グループだと言いたいです。

 

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Q: ONFというグループ名のようにステージの上と下でのギャップの差がすごいです。プロフェッショナルなステージでの姿とは違って、普段は“何でも祭り”に“無茶苦茶”でした(笑)。

▶MK:まさに僕が“無茶苦茶”の張本人なんですけどね。ステージの上ではプロフェッショナルでパワフルな姿をお見せしなければなりませんが、ステージの下では飾らない普段の姿をリアルにお見せしたかったんです。ありのままの僕の姿がやや足りてないというのが罠ですが(笑)。
▶ワイアット:メンバーたちがみんな雰囲気が落ちるのがすごく嫌いです。普段、僕たちだけでいる時も絶えずふざけて騒ぐんです。そういう姿のおかげでファンの方たちがもっと人間的で親近感を感じるんじゃないかと思います。
▶ヒョジン:メンバーたちみんなテンションがすごく高いです。かなりハイテンションなんです。だから僕たちだけで何を言っても面白くて楽しいんだと思います。
▶ユー:メンバーたちの肯定的なエネルギーを見てファンの方たちも一緒に気分が良くなったらいいなと思います。だからもっと明るく行動するようになっているようです。

 

Q:この溢れる才能とあの世のテンション(この世では見ることができないほどの面白さ)をバラエティーでも見せたら“最高に面白い”と思います。

▶MK:どこでも出演できればとても良いと思います。6人とも魅力が違うんですよ。そういう姿をお見せできる機会が 多かったらと思います。
▶ワイアット:SBS「ランニングマン」、JTBC「知り合いのお兄さん」も好きだし、韓国にあるバラエティー全てに出たいです(笑)。この溢れるエネルギーを、どこでも見境いなくお見せできればと思います。

 

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Q: ONFが夢見る次の目標は何ですか。

▶ヒョジン:ONFというグループ名をパッと聞いた時に "あ、あの子たち!"と思い浮かべることができるくらい有名になりたいです。それと、まだ道は遠いですが、後々後輩たちのロールモデルに選ばれるグループになれたらと思います。
▶ジェイアス:ワールドツアーを必ずしてみたいです。様々な国のファンの方たちと交流できたらと思います。そんな日が一日も早く来ることができるようにもっと頑張ります。
▶ユー:コンサートを必ず開催したいです。突き出したステージがあるコンサート会場の真ん中でかっこよく横になるパフォーマンスをしてみたいです。
▶ワイアット:また僕たちの最終目標のひとつは、スーパーボールのステージに立つことです。可能かは分かりませんがそんな日が来たら幸せだと思います。
▶MK:僕は50歳ごろにメンバーたちとコンサートをするのが目標です。年をとってもかっこよく活動したいです。その時までいつまでも活動できるように、さらに一生懸命に努力しないといけませんね。

 

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Q:最後にFUSEたちに一言。

▶ヒョジン:いつもそばで応援してくださるおかげで今まで頑張って走ってこれました。大変な時期で近くで会うことができないけれどFUSEたちの愛が、そのまま伝わって感動する時が多いです。良いステージと歌でお応えできるよう、最善を尽くすので、今のようにいつも温かく見守ってください。愛しています。
▶イーション:FUSEたちは、ONFにとってミューズであり、ステージに立つ理由です。ファンの方たちの愛が本当に沢山力になります。FUSEたちも僕たちのステージを見てエネルギーを得てくれたらうれしいです。
▶MK:FUSEたちに一日も早く会いたいです。状況が良くなれば、一緒に楽しめるコンサートを開きたいです。大変な時期だけど、笑いながら会えるその日までもう少し頑張ってみましょう僕たち。
▶ワイアット:デビューの時からいつも言っていた言葉があります。日々が美しいからではなく、FUSEたちがいたからこそすべての日々が美しくなれたんです。良い日々を作ってくれたFUSEたちに良いステージで恩返しするために常に悩んで一生懸命に努力中です。いつになるかわからないけれど、必ずまた良いステージと歌で戻って来ます。見守っていてください。
▶ユー:音源チャート1位、音楽番組1位等、FUSEたちのおかげで僕たちの目標を一つ一つ叶えていっています。ファンの方たちがONFを想ってくれる心に劣らず、僕たちもFUSEたちを愛しています。これからもお互いに力になりながら幸せな日々作っていきましょう!
▶ジェイアス:活動をする度に熱く応援してくださって、力をたくさん貰っています。会いたい気持ちがすごく大きいです。この時期をうまく克服して健康な姿で会いましょう。その日まで僕たち皆がんばってみましょう。ファイティン!

 

Editor ファンヨンド/Interview ファンヨンド/Photographer ビョンイェスル
Hair パクドヨル/Make イソラ/Stylist キムミンジュン

 

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